有害な重金属を除去してくれることが判明!
米国ノースウェスタン大学のチームによる研究により、
お茶には強力なフィルター効果があり、水道水に含まれている鉛やカドミウムといった有害な重金属に吸着して除去してくれる効果があると発表されました。
紅茶・緑茶・ウーロン茶・白茶といったお茶のほか、カモミールティーやルイボスティーといったハーブティーでも浄水効果が確かめられたそうです。
試験方法
鉛・クロム・銅・亜鉛・カドミウムといった金属を含む水を沸騰直前まで沸かし、そこにお茶を入れて、水に含まれる金属濃度を確認する。
重金属入りという点を除いて、
要は、ごく普通にお茶を淹れた、ということです。
重要なのはお茶の抽出時間で、お湯に茶葉を長くいれておけばその分重金属がたくさん吸着されます。
今回の実験では、マグカップ1杯の水(お湯)にティーバッグ1つを入れて、3~5分間抽出すると、そこに含まれている鉛が15%除去されることが確認されています。
水だしのお茶のように一晩水に浸けて抽出する場合には、ほとんどの重金属を除去してくれることが期待できます。
これから暑い日が続き、水出しのお茶を飲む機会が増えますので、いつもより少しピュアな水でお茶を飲めると思うとなんだか嬉しくなりますね。

