日本茶専門店が解説
日本茶ティーバッグは、飲む場面に合わせて選ぶと、もっとおいしく便利になります。
急須を使わず、手軽にお茶を淹れられる日本茶ティーバッグ。ひと口にティーバッグといっても、使用する茶葉、1個あたりの茶葉量、ひもの有無、フィルター素材などによって、味わいや使いやすさが異なります。
まずは「味や香りをゆっくり楽しむ高級ティーバッグ」と「毎日の食事や水分補給に使いやすいお徳用ティーバッグ」のどちらが自分の用途に合うか考えてみましょう。
高級とお徳用、どちらのティーバッグを選ぶ?
高級なティーバッグが、すべての場面に適しているとは限りません。来客時の一杯、仕事中のマグカップ、毎日の食事、マイボトルの水出しなど、飲み方に合った商品を選ぶことが大切です。
| 比較項目 | 高級ティーバッグ | お徳用ティーバッグ |
|---|---|---|
| 主な目的 | 茶葉の旨みや香りを丁寧に楽しむ | 毎日気軽に、たっぷり飲む |
| おすすめの場面 | 来客、休憩、旅行先、ご褒美 | 食事、職場、急須、マイボトル |
| 重視する点 | 茶葉の等級と味わい | 個数、茶葉量、使いやすさ |
| 主な淹れ方 | 湯のみ、マグカップ | マグカップ、急須、冷水ポット |
高級ティーバッグがおすすめの用途
来客時のおもてなしに
急須で茶葉を淹れる時間がないときでも、高級ティーバッグなら一杯ずつ味を整えやすくなります。ひも付きなら湯のみやマグカップから取り出しやすく、後片付けも簡単です。
仕事や家事の合間の、少し贅沢な一杯に
上質な茶葉を使用したティーバッグは、手軽さだけでなく、香りや旨みも楽しめます。ゆっくりお茶を味わいたい休憩時間に適しています。
急須のないご家庭や旅行先で
茶葉を量る道具や急須がなくても、本格的な日本茶を一杯ずつ淹れられます。自宅だけでなく、職場や旅行先でも使いやすい方法です。
お徳用ティーバッグがおすすめの用途
毎日の食事のお茶に
食事のたびに飲むお茶には、十分な個数が入ったお徳用タイプが便利です。茶葉を量る必要がなく、飲み終わったあとの片付けも簡単です。
家族で飲む急須・ティーポットのお茶に
ひもなしタイプを急須やティーポットに入れれば、複数人分のお茶も淹れられます。茶葉が袋の中にまとまるため、片付けやすいのも利点です。
マイボトルや水出し緑茶に
ひもなしタイプは、マイボトルや冷水ポットでの水出しに便利です。水とティーバッグを入れて冷蔵庫で抽出すれば、渋みが穏やかな水出し緑茶を手軽に作れます。
日本茶ティーバッグを選ぶ5つのポイント
- 茶葉の種類:旨みや香りを求めるなら一番茶、毎日の飲みやすさを求めるなら用途に合わせて調整されたブレンドを確認します。
- 1個あたりの茶葉量:マグカップ、急須、マイボトルなど、作りたい湯量に合う茶葉量を選びます。
- フィルターの形:茶葉が広がりやすい立体型は、お湯や水が巡りやすく、味や香りを抽出しやすい形です。
- ひもの有無:マグカップにはひも付き、急須・冷水ポット・マイボトルにはひもなしが便利です。
- フィルター素材:使いやすいナイロン製と、植物由来のPLAを使用した生分解性素材などがあります。
ひも付きは1個4g、ひもなしは1個4.5g。マグカップだけでなく、急須やマイボトルでも濃くまろやかな味を引き出しやすい設計です。
緑茶ティーバッグには「ぐり茶」もおすすめ
ぐり茶は、正式には「蒸し製玉緑茶」と呼ばれる日本茶です。一般的な煎茶とは仕上げ工程が異なり、渋みが比較的穏やかで、まろやかな味わいが特徴です。
ぐり茶の杉山では、静岡・鹿児島・宮崎の茶葉を独自にブレンドし、深蒸し製法で仕上げています。かぶせ栽培と露地栽培の茶葉を組み合わせ、旨み・香り・飲みやすさのバランスを整えています。
お徳用ぐり茶ティーバッグには粉茶・棒茶・八女抹茶も配合し、濃い緑色とコクのある味わいに仕上げています。「緑茶の渋みが苦手」「急須を使わず濃いお茶を飲みたい」という方にもおすすめです。
用途に合わせて選べる日本茶ティーバッグ
日本茶ティーバッグのおいしい淹れ方
マグカップで淹れる場合
- マグカップにティーバッグを1個入れます。
- 80℃前後のお湯を150~250ml注ぎます。
- 30~40秒ほど待ちます。
- お好みの濃さになったらティーバッグを取り出します。
強く振ったり絞ったりせず、軽く揺らす程度にすると、まろやかに仕上がります。
水出しで作る場合
- 500ml~1Lの水にティーバッグを1~2個入れます。
- 冷蔵庫で1~2時間ほど抽出します。
- お好みの濃さになったら、軽く混ぜてお召し上がりください。
抽出時間や個数は、容器の大きさや好みの濃さに合わせて調整してください。作った水出し茶は冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに飲み切りましょう。
日本茶ティーバッグについてよくある質問
ティーバッグとティーパックは違いますか?
一般的には、どちらも茶葉を袋に入れた商品の呼び方として使われています。英語の「tea bag」に由来する「ティーバッグ」が広く使われていますが、「ティーパック」「お茶パック」と呼ばれることもあります。
日本茶ティーバッグは急須でも使えますか?
使用できます。特にひもなしタイプは急須やティーポットに入れやすく、茶葉が袋の中にまとまるため片付けも簡単です。
同じティーバッグで何回飲めますか?
一煎目に旨みや香りが最も出やすくなります。二煎目は少し熱めのお湯を使い、短時間で抽出してください。衛生面から、時間を空けずにお飲みください。
高級とお徳用では、どちらがおいしいですか?
単純な優劣ではなく、飲む場面によって適した商品が異なります。茶葉本来の繊細な旨みや香りを味わうなら高級タイプ、毎日の食事や水分補給に濃く飲みやすいお茶を求めるならお徳用タイプがおすすめです。
お湯出し用のティーバッグを水出しにも使えますか?
商品が水出しに対応していれば使用できます。水出しでは渋みが穏やかになり、すっきりした味わいを楽しめます。商品の抽出方法をご確認ください。
用途に合った日本茶ティーバッグを選びましょう
来客時や自分へのご褒美には高級ティーバッグ。毎日の食事、職場、急須、マイボトルにはお徳用ティーバッグ。飲む場面に合わせて選べば、急須を使わず本格的な日本茶を楽しめます。



