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2013年02月16日ブログアーカイブ

深蒸し茶と普通蒸し茶 製造方法の違い

深蒸し茶と普通蒸し茶の違い

2011年1月にNHK番組、ためしてガッテンで「深蒸し茶」が紹介され深蒸し茶ブームになりました。そのころからやたらにお問合せの中で「深蒸し茶下さい」と言う声が多くなりました。

 

しかしながら、深蒸し茶っていう日本茶は、日本茶の商品カテゴリの大きなジャンルを指す言葉。現在の一般的な日本茶(発酵茶はここでは抜かす)は大きく分けて、深蒸し・中蒸し・浅蒸し・釜入り(蒸さずに生葉を炒る)に分類され、ここから煎茶なのかぐり茶が分類されるのです。

 

深蒸し茶製法

蒸すという言葉の説明をまずしなければはじまりません。まず「茶畑から摘み取った生葉をすぐに蒸す」という茶葉を蒸す工程は日本茶独特のものです。

これを殺青(さっせい)と呼びます。

殺青とは、生葉を加熱して葉の成分がそれ以上変化しないように酸化酵素やその他の酵素の働きを止めることです。これを行わず発酵・萎凋(いちょう)させたものが烏龍茶や紅茶となります。

 

この生葉を蒸す時間、つまり生葉に蒸気をあてる時間によって深蒸し茶になるかどうかが決まります。

深蒸し茶:60秒~120秒

普通蒸し茶:30秒~40秒

大きく分けると上記が蒸し時間です。

 

長い時間蒸せば、茶葉の芯まで蒸しあがり茶の成分が出やすくなりますが茶葉の形は粉っぽい形状に出来上がります。

短い時間ですと、形状は針のような綺麗なお茶が出来ますがお茶の成分は浸出されにくくなります。

 

ちなみに当社の「ぐり茶」は蒸し時間の長い【深蒸し茶】の製法で作られています。

皆様、知らないうちに自然と深蒸し茶をのんでいたんですよw

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。
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